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ゆいのにっきちょう

猫好き絵描きの備忘録。

3月12日、ニコが息を引き取りました。

 

 

 

病院に連れて行ってから、翌日の午後。

あっという間の出来事でした。

 

 

 

「あれ、ニコさん…どっか調子悪い?」

 

いつもと様子が違うので、病院に連れて行ってはみたものの、診察室では相変わらず先生と看護師さんにシャーシャー威嚇。


獣医さん「相変わらずですな〜。んー、どこ触ってもなんとも…様子みますか。今日は何かしていきます?」
川西「じゃあせっかく来たんで、久しぶりに詳しい血液検査でも」

 

 


検査結果を見た先生がすっ飛んで来て


「血糖値が16しかありません!今すぐ診察室に戻してください!この状態で意識があって生きてるなんて、ありえない!!」

 

 


何を言われてるのかわからなかった。
血糖値を上げる処置をして、他の検査結果を待っている間に、痙攣発作。

そこから意識が戻ることは、ほとんどありませんでした。



最後の数時間に至っては、血糖値は「LOW」。
測定することすらできない数値でした。

静脈にブドウ糖を注射しても、一晩中先生が処置をし続けてくれても、血糖値が上がる事はありませんでした。

 



病院に連れて行く朝まで、ごはん食べて、腰の高さの窓辺に自分で上がって、日向ぼっこしていました。

うんちもコロコロたっぷり。オシッコも出てて。

2年前に重態になって2.5キロまで落ちた体重は4キロを超え、毛並みもつやつや。

ブラッシングをすると「もっと〜」とおねだり。

仕事をしてる私の膝に、よいしょっと登って、丸くなってウトウト。

この隙に爪を切ってやれーと肉球を握ると、やだ。と手を引っ込めて。


本当に本当に、普通に暮らしていました。

 


まるで「あっ、気が付いちゃった?」と、魔法が解けたかのような、最期でした。

 

 


あの子は医学の常識を越えて、私のそばに居続けてくれていました。
その奇跡に全く気付かないほど、幸せに、さりげなく。

でも、奇跡って、案外そんなものなのかもしれません。

 

 

長く苦しまなくて、よかった。
ニコが大好きなおうちでギリギリまで過ごせて、大好きなごはんを食べれて、よかった。

 


2年前にニコが死にかけた時から、これからはもう思う存分甘やかすぞ!と心に決め、あまあまべったりな毎日を過ごしていました。
だからか、巨大な喪失と悲しみはあっても、後悔はあまりありません。


獣医さんと神様とニコがくれた、最後の2年。
それはそれは幸せでした。

 

 

いつも私が辛い時に、そばにいてくれた。
私のそばにいることを、どんなことがあろうとも、けしてけして諦めないでくれた。
あなたがいたから私は、この13年間を生きてこれた。


また会う日まで。
先に行って、待っててね。
おかあちゃん、もう少し、この世界で頑張ってみるからさ。

 

 

 


愛してるよ。
この世界の何よりも。

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