ゆいのにっきちょう

猫好き絵描きの備忘録。

私を形成する一部分

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20年前、何気なく手にしたこの本で、古い広告にどはまりしました。
もともと古い時代のものが好きですし、とにかくドンピシャだったんでしょうね。
そーだ、それから滑稽新聞にもはまっていったんだよな〜。
私の基礎の一部を作られた方です。
 
やなせたかし先生といい、このところ訃報が相次いでいますね。
間接的にせよ、直接的にせよ、自分を形成した好きな人とのお別れは、ただただ悲しく、辛いです。
 
空っぽな自分の手を見つめては、ほとほと涙をこぼす日々ですが、そこに猫が頭を摺り寄せてきます。
 
横を見ると、友達がくれた花があります。
 
喪失から来る終わりのない絶望からすくい上げてくれるのは、まだ残ってる私の世界たち。
拙くも歩いてきた今までの私から広がる、新たな世界たち。
そして、もういなくなってしまった人たちが遺してくれた、ギフトたち。
 
 
天野先生のトークイベント、行ってみたかったな。
ご冥福をお祈りいたします。
 
私の世界を広げてくださり、ありがとうございました。